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そんなの知らないっ!【DC/降谷中心】R18

第89章 もっと


私のナカにいた安室さんは一度私の頬にキスを落としたあと、ゆっくり出て行った。

太ももがプルプルする。
使ったことのない筋肉使ったせいだ。

「平気?」
「ん。」
「飲み物とってくるよ。」

そう言って私をベッドに座らせると、安室さんは立ち上がりキッチンの方に歩いて行った。

チラリ。


私は手錠にもう一度視線を向けた。


…私に安室さんの隙をついて付けることは可能だろうかーー…


いっそお願いしたほうがうまくいくかもしれないが、うまくいかなかった時は逆にまたつけられしまいそうだ。


えぇい!迷ってる間にやっちゃえ!
早くしないと戻ってくる!!























私は棚に手を伸ばしたー…


「いけない子だ。」
「ひっ!」

伸ばした手首を掴まれ背中に捻り上げられると、ベッドに強くうつ伏せに押しつけられた。

本当に警察に押さえつけられてるみたいだ。
ググっと手は背中に回っていて、全然抵抗すら出来ず、動けない。

ーーすごい。
こんなのひとたまりもない…



「何をしようとした?」
「…っあ…」
「銃をこんなところに置いてる僕が悪かったが…まさか銃を触ってみたいなんて言わないよな?」
「…ちがっ」


そんなに力を入れてないのに、本当にまったく動けない。




「…ほ、ホルスターが…かっこよくて……ご、ごめんなさっ」
「ホルスター?」

ふと手首を持つ安室さんの手が緩まった。

「どっちが前なんだろって思った…だけで…銃のこと考えてなかった…危ないよね…ごめんなさい。」
「…そう言えば前もホルスターのこと言ってたな。」

安室さんの手が離れたので、私はベッドに腰掛けた。
裸で何をやってるんだろうーー…

恥ずかしくて布団を手繰り寄せ前を隠した。


「またホルスターつけるとこ…見てみたい…」
照れながら勇気を出して伝えると、安室さんはふっと笑ってくれた。
「なんなら今つけようか?」
「…え?裸にホルスターは…ちょっと……いや、でも新しいかもしれない。」
「冗談だよ。付けるわけないだろ。ただの変態じゃないか。」

何が新しいだ。っと安室さんは笑いながら私を抱きしめようと両手を伸ばしてきた。



ガチャン


布団の中に隠していた手錠を安室さんの手首に付けた。
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