第84章 彼の仕事【三章】
ブラックコーヒーを飲む小学生一年生を見て、笑いながら私は次々とサンドイッチを作り上げていく。
「めぐみさんは、本当に安室さんを信用してるんだね。」
「うん、世界で一番。」
「すげーや。」
「今回のこともきっと、毛利先生へ心を痛めてると思う。そういう人だよ。」
「…そうかな。」
「うん、顔見たらわかる。」
「わかるの?あのポーカーフェイスがすごい人なのに?」
「…ふふ。」
「やっぱ愛だな。」
「…愛かな。」
大量の色んな味のサンドイッチを持ち帰り用の容器に分けて入れ、コナンくんに渡した。
「ありがとう!めぐみさん、また何かあったら来るね!」
「はーい、いつでも。量多いから気をつけてね。」
「あぁ!わかった!」
やっぱり、あの子どんどん態度が小学生じゃなくなってきてる気がする。
私が馬鹿っぽいから話しやすいのかな?
袋を持って事務所へと駆け上がっていくコナンくんを見送り、私は仕事に戻った。
時間を取られてしまったから、早く準備しないといけない。