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そんなの知らないっ!【DC/降谷中心】R18

第82章 彼の仕事【一章】


降谷さんの正面に周り、頬の切り傷を見た。

これも瓦礫が飛んできたんだろう。
ニュースでした見ていないが、すごい爆発だった。

消毒を済ますと頬にガーゼを当て、テープで止めた。


ーー…降谷さん。目に力が無い?
今日はもう疲れたんだろうか。



「…そういえば風見さんや皆さんは無事?」
「…っ。」
「コータさんに大丈夫かーってメール送ったんだけど…返事きたかな…スマホスマホ…」

送るだけ送って返信を見てなかった。

近くのカバンのスマホを取ろうとガサガサと漁っていると、手首を掴まれた。

「…?」
「めぐみ。」

初めて聞く声色。
真剣だけど…どこか……

「高橋は今回…爆発の中心地にいた。」
「……。」
「高橋を含む五人が…犠牲になった。」
「…コータさんが…?」
「僕と風見は外にいたから…。」



眉を寄せ、歯を食いしばる降谷さん。
私はいまどんな顔をしてるんだろう。





私が何も言えず黙っていると、降谷さんは私の左肩に額を預けてきた。



ーーー…コータさんが、死んだ?
あの、コータさんが?
だって先日、私にイヤホン渡してって会ったばかりだ。




【公安ってさ本名で呼ばれることないからさ、コータって呼んでよ。】






「遺体は損傷が激しいから、式は家族のみで行うことになった。」






【あーあ、公安って知りながら支えてくれる彼女どっかいねーかな】



「公安であることを家族にも言ってないそうだから、交通事故として家族には伝えるそうだ。」


淡々と告げられる降谷さんからの言葉。

ーーー正義を全うしたのに?
家族はそれすら知らないままなの?
公安ってみんなそうなの?
日本のために尽くした結果がーーーただ一言『警察関係者数名が死傷』って言われるだけなの?




そんなの…そんなのーーーっ




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