• テキストサイズ

そんなの知らないっ!【DC/降谷中心】R18

第82章 彼の仕事【一章】


降谷さんは私の肩に額を預けたまま動かない。


「コータさんは…先日私に、『目標は降谷さんだ』って…『降谷さんみたいな公安になる』って……言ってたの。」

「…っ。」


膝に置いていた私の手の甲にポタリと水滴が落ちてきた。



「予測できなかった、僕の責任だーー…部下を五人もっ。…っ。」












私は降谷さんの顔を見ないよう、肩にあった頭を力一杯抱きしめた。



彼らには彼らの家族があり、恋人や友人、それぞれの物語があったに違いない。

降谷さんはそれを一人で背負って…



【あの人不器用じゃん?ひとりで全部背負い込むし。】


【降谷さんを支えてやって欲しい】



私はコータさんの言葉を頭に思い出しながら、止まらない涙をそのままにさらに強く力を込めて抱きしめた。

/ 1084ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp