第79章 花火
声を抑えようとしても抑えられない。
静かな店内には私の喘ぎ声とすこし乱れた安室さんの吐息、そして結合部から出る水音が聞こえた。
「あっ…あっ……んぁ…」
「やばいな、嫉妬しためぐみに浴衣姿のめぐみ、ここでやるっていう背徳感…今日は僕の方が先にイキそうだ。」
そんなこと言われ、私も身体が熱くなった。
「くっ、締めるな。」
「だ、だって…安室さんが…」
「なんだ…」
「浴衣……かっこ…いい」
私がそういうと、打ち付ける腰のスピードが上がった。
「ひゃ…あぁっ」
「今日は本当に煽ってくるな。…っ」
「あっ…はげしっ…ゆっくり…っ」
「無理だ。もうだすぞっ」
さらに激しく強く打ちつけられる。
「ーーっ」
奥まで強く突くと、ドクンドクンと安室さんが脈打った。
ぎゅっと抱きしめられ、安室さんはふぅっと息を吐いた。
「くそっめぐみのせいで、今日は早かった。」
…そんなこと言われても。
ズルリとナカから安室さんが抜かれて、私は左脚を下ろした。
プルプルと震える。
…出来れば立ったままと言うのはもうやめてほしい。
「まだ、めぐみも満足してないだろ?」
「へっ?」
「まだイッてない。」
「そんなことない!」
「ナカでイッてない。せっかくの浴衣なのに。」
浴衣関係ないっ!
「まって、安室さんっ!」
「立ってってなるとやっぱりバックかな。」
「えぇっ!?」
「ほら、カウンターに手置いて。」
ばさっと浴衣の裾をまくられ、腰を掴まれるとぐっと引き寄せられ、すぐさま入口に安室さんが入ってこようしている。
「ま、まってって…!」
「大丈夫。さっきのでしっかり濡れてるから。」
…そっちの心配じゃないっ
再びぐっとナカに入ってきた安室さん。
カウンターに上半身を預け、お尻を安室さんに突き出している。
「やっ、恥ずかし…い…っ!」
「そんなことない。最高だよ、めぐみ。」
カウンターに置いた手の甲に口を置き声を上げる必死で抑えたが、抑えきれない。
「ひっ……んんっ……やぁ」
「すごい…どんどん出てくる。」
ぐちゃぐちゃという音が耳に響き、はずかしさが増す。
「あっ…あぁーー…っ」
安室さんは身八口から再び手を忍ばせ、くにくにと胸を揉み始めた。