第77章 お客様感謝デー
それから私達はショッピングモール内のレストランで食事をする事にした。
オムライス屋さんにいき、3人で仕事のことやたまにくる面白いお客さんのこと、安室さんのうんちくなど、色々話しながら食べていると、私の前に座っている梓さんが私と安室さんを見比べた。
「ねー、なんでこの前喧嘩したの?」
「僕が怒らせちゃったんです、そのあと忙しくって連絡できなくて、余計勘違いさせちゃって。」
「私がっ!…勘違いして勝手に怒ってただけで…安室さんは何も悪くなくて。」
チラッと横に座る安室さんを見ると、すでにオムライスは食べ終わってて、私の横にピッタリ引っ付いて来た。
「めぐみさん怒らせるとダメだと実感しました。金髪クソ野郎。でしたっけ?」
「えっ、めぐみちゃんが!?」
「あ、安室さんっ!!」
「えーと、あとしつこいだとか…もがっ」
私は慌てて安室さんの口を手で塞いだ。
梓さんの前でなんて事を言うんだっ!
「安室さんがめぐみちゃんをたまに『かっこよくて綺麗』って言うから、あんまりイメージと違うなーって思ってたんだけど、安室さんにはそう言う一面を見せてたんだね!いいなー、二人だけの世界みたいな感じで。」
恥ずかしくなって、私は黙々とオムライスを食べることにした。
「そうですね、二人の時だけの自分ってやっぱりありますよね。」
「うんうん。」
「梓さんも彼氏さんの前だと違うんじゃないんですか?」
「えぇー、私は…やっぱりいっぱい甘えちゃうかな。ずっと触れたくなっちゃうよね!」
顔を赤らめて、頬に手をやり照れ臭そうに言う梓さんに安室さんは私をチラリと横目でみてきた。
「へぇー、それは羨ましいなぁ。僕は梓さんみたいに触れて来てくれると嬉しいんだけどなー。」
「ぐっ。」
オムライスを吹いてしまいそうになるのを我慢した。
「めぐみちゃん、安室さん足りないって!」
「私はっ、足りてるから!」
「照れ屋さんなんですよね。」
「めぐみちゃん!だめよ!もっと甘えなきゃ!ね、安室さん!」
「そうですね。僕としては是非もっと。」
「きゃー、ほらほら!じゃあ,食べたら帰ろっか!せっかくの2人の時間!」
安室さん、絶対梓さんをつかって私の反応みてからかってる!!