第75章 知らないっ!
夜はもやもやと考えばかりで殆ど眠れなかった。
最近色々ありすぎてハゲてしまいそうだ。
朝、コータさんが警視庁に出勤する途中の駅まで送ってもらった。
私は8時からポアロだ。今からでも間に合う時間だ。
安室さんは確かお昼からだったはず。
…会ったら謝れるかな。私。
謝らなきゃな…
電車に乗って歩いてるポアロに向かうと、朝から入っていた梓さんが迎えてくれた。
「おはよう、梓さん。」
「おはよう!めぐみちゃん、ねー!どうしたの?」
「何が?」
「安室さんと喧嘩した?」
「…?」
モーニングのコーヒーを淹れながら私に質問してきた梓さんに私は首を傾げた。
「安室さんから連絡あって、今日から3日休ませてほしいって。私に交代の連絡はあってもシフトに関してはめぐみちゃんにしてたでしょ?」
「……そっか。」
「めぐみちゃん?大丈夫?」
「うん、平気。3日も休みかー、じゃあ代わりに私頑張るねー!」
私じゃなくてわざわざ梓さんに連絡いれるなんて…シフトも3日も休んでも…
そんなに私に会いたくないんだ。そんなに怒ってるんだ…
…上等じゃんよ!
その喧嘩買ってやるよ!
絶対こっちから連絡しない!
謝ってくるまで謝んない!
もう、安室さんなんて知らないっ!