• テキストサイズ

そんなの知らないっ!【DC/降谷中心】R18

第50章 黒い夢から覚めて


再び風と海の音だけが響く。




私はただただ待った。安室さんからの連絡をーー…



















■□■□■□■






待ったのは時間としては1時間半か2時間くらいで、やっと静かになって消防やパトカー、救急車のサイレンが観覧車があった場所に向かっていた後だった。

安室さんからの1通のメール。

「終わったよ。今から送る地図の指す場所に来て。」

ここから車で5分くらいのところだ。
警察に見つかるわけには行かないからそこに隠れているのだろう。


震える手を押さえながら運転席に乗り込んだ。


早くーー…早く会いたい。






言われた場所に着くと、安室さんが車に乗り込んできた。

たくさん怪我してる。
泥だらけだし、頭から血を流した後もあるし、煙臭いし、ボロボロだ。


「おかえりなさい…。」
「あぁ、ただいま。ごめん、とりあえず。安室透が借りてる家に行こう。」
「安室さんの家…?」
「あぁ。誰にも言うなよ。」
「知らないふりする。得意。」
「ふふ。知ってる。赤井のことで僕の知らないことを、めぐみは知ってるけど、僕に知らないふりしてるだろう?」
「…うーん、しらない。」
「ほら。」
「今、話すことじゃないよ。」
「…たしかに。あ、その左。」
「はい。」
「車はそこに停めといて構わない。」




言われたところに車を停め、安室さんに着いていった。
よく見たら服もあちこち破れてる。


アパートの階段を登って部屋に入る。

なんとなく安室さんっぽくないなって思ってしまった。
もっと厳重なセキュリティのマンションかどこかに住んでるイメージだったから。

「ここは、安室透の部屋だ。アルバイター兼探偵のね。」

私の心を読みとったのか、安室さんはそう言った。
いくつか部屋を借りていてここはそのうちの一つなのだろう。

入るとすぐにキッチンがあって、奥が畳の部屋になっている。


「先にシャワー浴びてくるよ。その後手当してもらえるか?」
「あ、うん…。」
「冷蔵庫のお茶とか勝手に飲んでくれて構わない。」
「ありがとう。」

安室さんのテリトリーに入ったのかと思うと急に緊張してきた。

/ 1084ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp