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そんなの知らないっ!【DC/降谷中心】R18

第32章 チョコレート


サラリとそういうことを言うから罪深い。


不覚にもドキリとしてしまった。
この色気にドキッとしない女性がいるなら是非連れてきてほしい。




「めぐみ。」
「はいっ。」

返事にも力が入る。

「安室くんに何か聞いたか?」
「…?何かって?」
「俺のことか、彼自身のことか。」
「いえ…特に。あ。」
「何か思い出したか?」
「死んでた思ってた人が生きてたってのは、赤井さんのことですか?」
「…彼がそんなことを。それに対して君は何と返した。」
「生きてるんならまた勝負できるから良かったですねって…」


そう答えると、赤井さんは口角を上げ、チラリと私をみて再び視線を前に戻した。

「彼が君に入れ込むのもわかるな。」
「え!?」
「まだ恋人ではないのだろう?」
「…え!?安室さんとですか!?」
「あぁ。」
「ち、違うっ!」

と、思ってるけど、やることはやってしまったから、ただの同僚ではない…のか!?
好きと言われたことはないし、言ったこともない…。
でも、セフレとは違う気がするし…

言葉に表せない関係だ…。


「違うといいながらも、特別な関係ではありそうだな。」
「…。」

なんと返事をしていいのかわからなくて黙り込んでしまった。

「まぁ俺が入り込む余地はありそうだ。」
「え!?ないですっ!もうキャパがオーバーでパニックなので勘弁してほしいです!」
「そう言うな。チャンスくらい与えてくれてもいいだろう。」
「…うっ」




どこに向かっているのかよくわかっていないが、とりあえず人気の無い山の方に来たようだ。

「あの…どこ向かってますか?」
「適当だ。赤井の姿だと自由がきかないからな。かと言って家には来ないだろう?」
「…そうですね。」





山の中腹の展望台の駐車場に停まった。

真っ暗だ…


運転席から赤井さんが降りて行きどこか歩いていくから私も慌てて車から降りて後について行った。


「あのっ、赤井さん?」
「初めてきたがよさそうだ。」
「え?……わぁ」


赤井さんの向こう側には綺麗な夜景が広がっていた。


高速道路を走る車のランプも、高層ビルの電気も…
ピカピカ輝いてる。


「…綺麗…」

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