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そんなの知らないっ!【DC/降谷中心】R18

第21章 調整はおまかせ


ソファの端っこまで追い詰められた私は口いっぱいのサンドイッチをもごもごと食べ続けた。

「めぐみさん。」
腰に手が回ってきてぎゅっと優しく抱きしめられた。

「もっ…!安室…さんっ!」
ゴクリと飲み込んで私は腰にある安室さんの腕をペシペシと叩いた。
「なんでしょう。」
「何じゃない!仕事中!」
「少しだけです。」

私の首のあたりに顔を埋めすーーーっと深呼吸をしている。

「…っ。あんまり酷いと私と同じシフト減らしますよっ!」
「それは困ります。あー、落ち着く。」

私の話を本気で聞いているのかいないのか。
すりすりと頬擦りまでし始めた。

「やっ…安室さん…!くすぐったいっ」
「こうしてると疲れがなくなるんですよ。」
「……っ。そんな言い方ずるいです…」

そんなに疲れているのだろうか。
頬にかかる安室さんの柔らかい髪の毛。

私はそっとその髪の毛を撫でた。

「最近また探偵業忙しいんですか?」
「…そうですね。まぁまぁです。」
「怪我は?」

それを聞くとずるずるっと安室さんの力が抜けてきて頭が下に降りてきた。

「んー、怪我は特に。」

安室さんの頭は私の膝の上にあって…これは…これは…俗にいう膝枕っ!?
自然と会話しながら私の膝を枕にしたこの人!
仰向けになって私を見上げている。

「…安室さん?」
「ちょっとだけ…こうさせてください。」

安室さんからのお願いに私はどうしてこうも弱いんだ。

「…ん…まぁ、膝枕だけ…なら。」
「ふふ。ありがとうございます。」

手のやり場に困ってしまって、私は片手は安室さんの肩の辺りに置き、もう片方の手は頭を撫でた。

少しでも疲れを癒してあげたくて。
こんなことで癒されるとは思えないけど。

「小さい子供みたい。」
「初めて言われました。どうやらめぐみさんの前だとつい甘えたくなるみたいだ。こんな姿見られたらなんて言われるか。」


誰にだろう…?
梓さん?それとも他の人?この前のクリスマスの時に電話をしていた相手だろうか。
あの電話の相手は探偵仲間なのかな?あの時の話し方の安室さんかっこよかったなー。

さらさらと柔らかい髪の毛を撫でる。
本当に綺麗な髪の毛だなー。


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