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そんなの知らないっ!【DC/降谷中心】R18

第19章 謝罪


玄関ホールをぐるりと見渡した。
広い。
ドラマに出てきそうな洋館だ。
すごいところに住んでるんだなー昴さん。


「めぐみさん。」
キョロキョロと不躾に部屋を見渡していたので、急な昴さんの声に私はびくっと体を揺らしてしまった。
「とりあえず三冊ほど。一つは前後編に分かれているのですが、後編が見当たらなかったので、あとで家主に聞いておきます。」
「ありがとうございます。あ、これここのお家の方の本なんですか?」
「いえ、それは僕のです。後編はこの家にあると聞いていたので買わなかったのです。どうやら僕は間違えて片付けたのか、家主の誰かが移動したのか…」
「わかりました。休みの日に読んでみますね。楽しみ。」


ミステリー小説なんて、私の拙い頭で読めるだろうか。
私は袋に入った三冊の本を覗き込んだ。
すると、それに影ができたので、ふと見上げると昴さんが思った以上に近くにいて私は驚いて後ろに下がったが、玄関のドアにドンと背中をぶつけてしまった。

「めぐみさん、そういえばキスのこと覚えてないんですよね?」
「はい…ごめんなさい。」
「僕だけが覚えているとかずるいと思いませんか?」
「…ずるい?」
「貴女を見るたびにあの時のキスを思い出して、またしたいという気持ちに僕はなっているというのに。」
「…え?」
「なので、今回はめぐみさんにもちゃんと記憶しといてもらいたい。」
「こ、こんかいっ!?」

昴さんの大きな手のひらが、私の頬と顎にかけて触れるとぐっと上をむかされた。

「ちゃんと次は覚えておいてください。」
「すっ…んっ」

少しだけだかたい昴さん唇が覆いかぶさるように私の口に触れた。
素早く舌が入ってきて絡めとられる。

「んんっ……す、ば……はぁ…」
肩の辺りをぐっと押し返すも、昴さんはとまらない。

…う、うまい。


ねっとりとわたしの舌を味わうように吸い上げ、撫でていく。
力が抜けそう…

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