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そんなの知らないっ!【DC/降谷中心】R18

第143章 日本を愛する貴方へ


綿帽子を覗き込んだ。


「…めぐみ。」

目が合うとめぐみはにっこりと微笑んだ。

美しい表情、綺麗な化粧、真っ白の白無垢に映える真っ赤な口紅。

きちっと揃えられた指先に、綿帽子からのぞく整えられた髪型。




「ほら、三三九度ですよ。零さん。」
「…っ!」



僕を見上げ囁くめぐみに一瞬固まってしまった。



『めぐみを前にしたら固まってしまうかもな』


以前そう言ったが、まさにその通りだった。


ーーどう言うことだ。なぜここにめぐみが。


僕は後ろを振り向いた。


「え……。」


椅子には、風見たち公安の部下、コナンくんに、黒田管理官、それにFBIのやつらまで座っていた。

「…赤井っ!」
「もう本当赤井さんばっかり。零さん。ほら。」

めぐみに無理矢理前を向かされ、盃を前に差し出した。
巫女によって注がれた神酒をそっと口につけた。

「…水。」
「私が飲めないからね。」
「…説明しろ。」
「後で。」

盃をめぐみに渡し、今度はめぐみが盃に口をつけた。




ーーーいつからめぐみに変わってた。

そんなの庭に入ったときからだろうが、何故?
警備に姫を使えないからめぐみが代わりに?
いや、それならコナンくんや他の人が来る必要はない。


じゃあ、まさか本当にーーー


「式を…挙げるのか?」
「うん。公安のみんなから、そして黒田さんからのプレゼントだよ。」


身体が震えた。



めぐみと2人だけで写真だけの予定だった。
式を挙げるにしても、田舎で2人でーー…


こんなみんなの前で堂々とこんなふうに出来るなんてーーー…


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