第139章 Till death do us part.
電話を終えると、降谷さんは拡張器を受話器の横に置いたので、私も同じようにそうした。
「渋谷の爆発でプラーミャの同型の物と思われる爆弾の液体火薬と写真を入手した。」
「でしたら、私がすぐに解析に回ります。」
ローラさんが私の横でそう言った。
「頼んだ。コナンくんが命懸けで入手したものだ。」
「お任せください。」
ローラさんはパソコンを閉じようとして、その手を止め私を見た。
「資料が送られたりするわ。それを降谷さんに見えるようしてくれるかしら。貴方にこのパソコンを任せたい。」
「えっ。」
ローラさんの顔は真剣そのものだった。
急に仕事を任されるとは思わなくて、私は一瞬固まってしまった。
「時間が惜しいわ。できるのできないの。」
「もちろん!します!」
私が勢いよく返事をすると、ローラさんは頷きパソコンの画面を私に向け、立ち上がった。
「一刻も早く解析し、出来るなら中和剤をすぐに作ります。」
「あぁ、頼んだぞ。ローラ。」
製薬会社に潜入したりしていたローラさんは、そういったことが得意なのだろう。鞄を掴み、急ぎエレベーターに向かった。
「めぐみ。他に捜査に回ってる捜査員からの報告がそのパソコンに送られてくる。」
「はい。」
「僕のいるところは電波が遮断されているから、そこから僕に共有して見えるようしてもらえるか。」
「わかりました。」
簡単な作業だけど、重要なことだ。
ドキドキとしながら私はパソコンの前に座った。