第139章 Till death do us part.
次の日、朝早くに起きて私はいつもと違ってベーグルでサンドイッチを作って降谷さんに渡した。
風見さんも朝早くから来て、資料を降谷さんに渡したり、何やら難しい話をしていたので、同じようにベーグルを包んで彼に持たせた。
「すみません。助かります。」
しばらく難しそうな話をしているようだったので、私はその間に近くのネットカフェでシャワーを浴びてきたり、また必要な食べ物や飲み物を買い込んだ。
荷物を持ってエレベーターに乗り込もうとすると、中から少し慌てた様子で風見さんが出てきた。
「あっ、めぐみさん。」
「お急ぎですか?」
「はい、渋谷で同じ特徴の爆発が起きたようなので現場に行ってきます。」
「…はいっ、お気をつけて!」
風見さんはバタバタと走っていった。
ドキドキする。
渋谷なんて大都会の真ん中で…誰か巻き込まれたりしていないのだろうか。
そんなことを考えながら私は下に降りたら、ローラさんと降谷さんがいた。
ローラさんはパソコンで何か作業を行い、降谷さんは同じ画面を共有してガラス張りの部屋の中でそれを眺めていた。
…邪魔だろうか。
しばらく黙って片付けたりしていると、私の携帯がなり始めた。
「…風見さんだ。」
私が出てもいいのだろうかと悩んだが、とりあえず出た。
「はい。」
「めぐみさん、すみません。降谷さんは横にいますか。」
「はい。」
「では、携帯を受話器に当てて降谷さんに繋いでください。」
「はいっ。」
私は降谷さんにアイコンタクトを送り、携帯を受話器に当てると、降谷さんも中で受話器を手にして、風見さんと話を始めた。
うっすらと聞こえてくる会話。
例の少年が液体火薬と爆弾の写真を入手したとか…いろいろ。
例の少年とはコナンくんだろうか。
ならば、渋谷の爆発にはコナンくんも近くにいたのだろう。