第139章 Till death do us part.
「あの少年、何者なの?」
ローラさんが下の様子を思い出しながら言った。
「凄いよね、コナンくん。降谷さんとこうやって協力し合えるなんて。」
「…凄いなんてものじゃないわ。まぁ、私からしたら貴方も同じようなもんだけどね。下では話は終わったようよ。」
下に行ってもいいってことだろうと、私はエレベーターのボタンを押し、荷物を入れて行った。
「…降谷さんに。」
「…?」
「降谷さんに爆弾を付けられてもお互いに正常にいられる貴方たちが凄いと思うわ。風見さんが貴方を連れて来てよかったーー…。」
「ローラさん…。」
「凄い精神力ね。」
「ーー本当は怖くて怖くて堪らないんだけどね。」
「…。」
我慢していた涙が出て来そうになって、私はさっとローラさんから視線を離した。
目の前で爆発したらどうしよう。
ーー…降谷さんが死んじゃったら。
「降谷さんが必死に戦ってるのに、悲しんでちゃダメだよね。」
「…本当に耐えられない時は、話くらい聞いてあげるわ。」
プイッと顔を背けながら言うローラさんがあまりにツンデレ過ぎて私は笑ってしまった。
「ありがとう、ローラさん。大丈夫!むしろ今の状況を楽しむくらいの精神でいってくる!」
ガシャンと音を立てて、エレベーターのドアが閉まった。
この大きな音には慣れない。
エレベーターが着いて荷物をポイポイと中に入れていくと、コナンくんが私のところにきた。
「お話終わった?」
「うん。頼まれたやつも。」
「ほんとっ!?」
私がコナンくんの携帯を覗き込もうとすると、向こうのガラスの部屋から降谷さんがガンガン!と叩いてアピールしている。
ーー怒ってる。