第139章 Till death do us part.
パンを食べ終えると、降谷さんが私の方に近づいて来た。
ガラスの向こうから受話器に向かって話をしている。
「めぐみ。部下にコナンくんを連れて来てもらうよう頼んでるんだ。」
「そうなの?いいね、二人が揃ったらこの事件もすぐ解決するね。じゃあ、コナンくん来てる間は私は上に行くね。」
事件の大事な話し合いをするのだろう。
私はそう言った。
「あぁ。悪い。」
「ううん。」
すると、ちょうどエレベーターがガコンと上から降り始めた。
コナンくんだろうか。
じっと待っていると、公安の捜査員に目隠しをされたコナンくんがエレベーターに乗って降りて来た。
目隠しを取られ、周りをキョロキョロしはじめるコナンくん。
私を見つけ、少し驚いた表情になったけど、ガラスの奥の降谷さんに気付きニヤリと笑った。
一瞬で今の状況を理解したらしい。
「コナンくん。」
「めぐみさんもいたんだね。」
「うん、でも邪魔だからすぐ上行くね。…あのさ、お願いがあるんだけど。」
「ん?」
私はコソコソとコナンくんに耳打ちをすると、コナンくんは眉を寄せたが私のお願いに了承してくれた。
拡張器をしまい、受話器に耳を当てた。
「じゃあ、降谷さん。また後で、何か必要なものがあれば誰かに言ってくれたらなんでも買ってくるから。」
「あぁ、頼む。」
私はコナンくんに手に受話器を渡して、エレベーターに乗り込んだ。
コナンくんならきっと降谷さんに首輪をつけた犯人を捕まえてくれる筈。
コナンくんと降谷さんの話はそんなに長くはならないだろうと、私は再び買い物に出かけた。
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買い物したものをまたエレベーター前に置いていくとローラさんが下から上がって来た。
「あら…その買い物。貴方ここに居座るの?」
「降谷さんは嫌がるだろうけど…。」
「嫌がるでしょうね。…それでも貴方のことだから降谷さんの言うことなんて聞かないんでしょ。」
「はは。」
呆れたように言うローラさん。