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そんなの知らないっ!【DC/降谷中心】R18

第136章 For better or for worse,


なんだかいつもより優しい目をしてる降谷さん。
それに疑問を持ちつつ、晩御飯がいるか聞くと降谷さんは首を振った。

降谷さんがシャワーを浴びに行った間に私は準備をした。
カフェオレと、ケーキ。

寝る前だからミルクたっぷりだ。





シャワーを浴び終わった降谷さんが、タオルで髪の毛を拭きつつ部屋に帰ってきた。

相変わらずのセクシーさだ。
白いTシャツがこれだけ似合う男はそうそういないだろう。


「…ん?これは?」

机の上のケーキ二つに気付いた降谷さんが言った。

「買い物してたら、食べたくなって買っちゃった。ショートケーキとモンブラン、どっちがいい?」
「こんな時間に食べたら太るぞ。」
「たまにはいいの。じゃあ私モンブラン。」
「どっちか聞いたくせに。それに僕の席にすでにショートケーキおいてるじゃないか。」
「モンブランがよかった?」
「いいよ。めぐみが食べな。」

もともと選ばせる気もない私に降谷さんは笑いつつ、席についた。


「それで、どうした?」
「んー?」

モンブランを頬張りながら、私は首を傾げた。

「急にケーキなんて。何かお祝い事?」
「ううん。…えっとね。」

食べたくなったって言っても、私の企みは降谷さんにはバレたようで、私はポケットからあるものを取り出した。



「いつかお礼がしたいって思ってたの。」
「お礼?」
「警察のお仕事って言っても、やっぱり降谷さんには小塚のことで助けてもらったし。」
「…。」
「危険ってわかってたのに向こうの世界に迎えにきてくれた。」


私は小さな箱を机の上に置いて、すすっと降谷さんに方に差し出した。


「いいのに。僕がしたいからした。めぐみにそばにいて欲しかったから。」
「ううん、それは私もだから。ありがとう、降谷さん。」


私が差し出した手と箱を覆うように、降谷さんは上から握りしめてくれた。

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