そのハチミツ、極甘注意!【ヒロアカ/爆豪勝己/R18】
第1章 始まりの置き土産
俺の部屋だという空き部屋に案内され、適当に荷物を置いて蜜穂のいるリビングに戻った。
すると、ニカッと満面の笑みで蜜穂が出迎えた。
「ダイナマイト!おかえりなさ〜い!」
「…そーゆうのやめろウゼェ。つーか自分の部屋からリビング来ただけだろ」
「いいじゃないですか、せっかく一緒に住むんだし!」
「チッ…。いいか、あくまでも同じ建もんの中に居るってだけだ。基本的に俺は自分の部屋で過ごすからな」
「分かってます……。でも、改めてちゃんと挨拶だけさせてください!」
そう言ってじっと見つめてきた。
「蜂屋蜜穂です。今日からよろしくお願いします……!」
「…まァ仕事だからな。てめェのことは俺が護ってやるよ」
深く考えずにそう言ったものの、〝護ってやる〟なんて言い慣れない言葉を口にしたせいで妙に恥ずかしくなった。
「かっっ…こいいぃっ…!ダイナマイトのような人気のヒーローにそんなこと言ってもらえて、夢みたいですっ!」
目を輝かせて至近距離まで迫られると、その大きい綺麗な瞳と、フワっと香るシャンプーの匂いに不覚にも一瞬ドクンと心臓が脈打った。
かっこいいって、ヒーローとしてってことだろ?
んなこと分かってる。
これはただの仕事、この女はただの依頼対象のガキ。
……それだけだろ。