そのハチミツ、極甘注意!【ヒロアカ/爆豪勝己/R18】
第6章 味を知る
更にそれだけでは終わらず、ダイナマイトはそのまま指に残った蜂蜜を自分の口へと運んだ。
「…やっぱそのままだとクソ甘ェな」
指を咥えるわけじゃなく、舌を突き出して舌先で指についた蜂蜜を舐め取るという色っぽい姿を真横で見せられて、ドキドキしないはずがない。
「…っ……」
自分の顔が熱くなるのが自分でもよくわかってしまう。
「…あ?何顔赤くしとんだ。つーかてめェ、口から蜂蜜垂れてんぞ」
ダイナマイトはニヤリと意地悪く笑うと、わたしの口の周りを指でなぞった。
「も…やだ……」
「垂らしてんのは自分だろうが」
「違う、そうじゃなくて…っ」
ダイナマイトの服の裾を掴み、ジッと見つめた。
「何だよ」
伏せ目がちにわたしを見下ろす、綺麗な赤い瞳と視線が交わる。
⎯⎯⎯⎯好きなの、ダイナマイト。
わたしのこと、女として見て。
掴んでいる服の裾をグイっと下に引っ張って、自分の唇をダイナマイトの唇に押し当てた。
「っ…!?テメェ、何のつもりだっ…」
ダイナマイトはすぐに身を引くと、腕を振り払って距離をとった。
「…ダイナマイト、言いましたよね。わたしみたいなガキなんて、相手にしないって。今もそう思ってますか…?」
「あたりめーだろ」
即答されて、また現実を突きつけられる。