そのハチミツ、極甘注意!【ヒロアカ/爆豪勝己/R18】
第1章 始まりの置き土産
しばらく経って、じいさんの目に力が入った。
「社会の厳しさを何も知らない孫が遂に社会人になってしまった。これが祖父として、親代わりとして最後に蜜穂にしてやれることなんだ。ワシは君のことを信頼している。…どうしても君を指名したいんじゃ」
「指名って……ホストやってんじゃねンだよ俺ァッ…」
そう言ってもじいさんの表情は変わることなく、俺の隣で一緒に話を聞いていたサイドキックが俺の肩をポンと叩いた。
「ダイナマイト。なにもヴィラン退治だけじゃない。これも立派で素敵なヒーローの仕事です」
「…っ……!」
ヒーローの役目がヴィラン退治だけじゃないなんてこと、言われなくても分かってる。
どうせやらなきゃなんねンなら、ガチだ。
「わぁったよ。やりゃいーんだろやりゃ!」
「ダイナマイトさん、ありがとう……!」
そう言ってじいさんが深く頭を下げる。
上等だ。
今回の件でヒーローとしてもっと上にいけんなら、やってやんよ……!