そのハチミツ、極甘注意!【ヒロアカ/爆豪勝己/R18】
第4章 過保護なヒーロー
「だっ…ダイナマイト……!!」
「何でプロヒーローのダイナマイトがこんなとこに……!?」
ダイナマイトは窓枠から降りてゆっくりと部屋に足を踏み入れた。
「ブザー押しすぎなんだよアホが。1回で十分だわ」
「え……だって、何も音が鳴らなかったから不安になってっ…」
「変に音がなったら鳴らしたことがすぐバレて逆に危ねぇだろうが。そんくれぇ分かれやクソバカ女」
アホとかクソバカ女とか言いたい放題だけど、もうそんなことは何も気にならなくて。
ボタンを押してから精々2〜3分。
本当にすぐ駆け付けてくれたことがまだ信じられない。
「おいてめェ」
ダイナマイトがギロリと蝶野くんを睨み付ける。
「な…んだよっ…、大体ヒーローだからってこれは不法侵入だろ…!」
「じゃあ今てめェがやってることはなんなんだよ。あァ!?今すぐそいつから離れろ」
「クソッ…」
ダイナマイトの静かな気迫に威圧されて、蝶野くんは慌ててわたしから離れた。
「とっとと行くぞ」
「は……い」
急いで起き上がり、鞄と靴を取ってダイナマイトの元へ駆け寄った。