そのハチミツ、極甘注意!【ヒロアカ/爆豪勝己/R18】
第4章 過保護なヒーロー
「蝶野くん、放してっ…」
「…俺さぁ密かに狙ってたんだよね、蜂屋のこと。今日は一旦2人きりで一緒にご飯でも食べれたらって思ってたんだけど……。もう我慢できねー」
そのまま唇が触れそうになって、慌てて顔を逸らした。
「やっ…」
「嫌なの?そういう反応されると余計したくなんだけど」
そう言って顎を掴まれ、無理矢理唇を押し付けられた。
「んぅっ…!」
呆気なくファーストキスを奪われて、スカートの裾から手が入ってくる。
「やめてっ…!」
手を伸ばして抵抗するものの、力の差は明白で。
身体に力が入っているからか、じんわりと蜂蜜が滲み出てきてしまった。
そう言えばここ数日蜂蜜を分泌していなかったから溜まっているんだ……。
「…やべ……。なんなの?この甘い匂い……蜂屋…好き……」
「だめっ…!」
何とか蝶野くんの手を阻止しようと抵抗していると、スカートのポケットの中に入れたままのブザーが布越しに手に触れた。
─────〝何かあったらその真ん中のボタン押せ。俺にすぐ分かるようになってっから。ちなみにGPS機能付きだ〟─────
「っ…」
ダイナマイトの言葉を思い出す。
これを押したら本当に来てくれるの?
でもこんなことで押すなんて……。
頭の中で葛藤している今も、蝶野くんの手は太ももを撫で回している。
このままだと襲われちゃう……!
ごめんなさい、ダイナマイト
あとでいくらでもお叱りは受けるし、嫌われてもいいから……。
「たすけて……っ!!」
ギュッと目を瞑り、わたしは一か八かでブザーを押した。