そのハチミツ、極甘注意!【ヒロアカ/爆豪勝己/R18】
第4章 過保護なヒーロー
ー蜜穂sideー
どうしよう、胸のドキドキが治まらない。
さっきの出来事は何だったの!?
わたし、ダイナマイトに押し倒されたよね?
また至近距離で顔見ちゃった、かっこよかった……。
しかもなんか甘くていい匂いした。
送迎中お互いずっと黙ってたけど、わたし変じゃなかったかな?
普通に振る舞えてたかな?
もうプレゼンどころじゃないよ……。
「ふぅ〜っ…」
廊下で深呼吸していると、誰かに後ろからポンと肩を叩かれた。
「わっ…!」
振り返ると、今日相談に乗って欲しいと言われた同期の蝶野くんだった。
「こんなとこで深呼吸なんかしてどうした?」
可笑しそうに笑いながらそう言われて、今更になって恥ずかしくなってきた。
「ううん、何でも…!プレゼン前にちょっと気合い入れようと思って!」
「あーなるほどな〜!廊下で深呼吸してるやつ初めて見たわ!…じゃあ、今日はよろしく!仕事終わったらビル出て左側のデカい木のとこで集合な!」
「あ、えっとそれなんだけど……」
断ろうと思ったのに、蝶野くんは「お腹痛いしちょっとトイレ行くわ!」と言って足早に去ってしまった。
ダイナマイトはあんなこと言ってたけど、気にしなくていいよね……?
蝶野くんは先輩達からも可愛がられてて結構人気者だし、そんな人がわたしとどうこうなんてきっと考えてないよ。