そのハチミツ、極甘注意!【ヒロアカ/爆豪勝己/R18】
第3章 大き過ぎるお返し
「パフェ本当にありがとうございました!」
そう言ってペコッと頭を下げる。
「これで借りは返したからな」
「別に借りだなんて……」
本当に何というか、ダイナマイトって良く言えばすごく筋が通っていてきっちりしてる人で、悪く言えば小さいことを気にする人で……。
…ってあれ、小さいことを気にするってそれだけしっかりしてるってことなのかな?
別に悪いわけじゃないのかな……。
そんなことを頭の中でグルグル考えていると、何となくもう少しダイナマイトと出掛けたい気分になってきた。
「あの、せっかくなのでもうちょっとどこか寄って帰りませんか?」
「あ゙?ふざけんな、デートじゃねンだよ」
ダメ元でそう言ってみたものの、予想通りの返事だった。
それなら……。
「ですよね…。じゃあ、ダイナマイトは先に帰ってて下さい!わたし適当にぶらぶらしてから帰るので」
「勝手抜かしてンじゃねぇわ、それじゃあ護衛の意味ねーだろうが」
「そうですよね…。諦めて帰ります」
分かりやすく落ち込んでトボトボと歩き出すと、「おい!」と後ろから呼び止められた。
「はぁ…、クソッ…、どこ行きてぇんだよ」
顔はすごく面倒臭そうだけど、でも折れてくれた。
ダイナマイトって、分かりにくいけどやっぱり────……。
「えっとっ…、ん?」
その瞬間、空から水滴が落ちてきて頬に当たった。