そのハチミツ、極甘注意!【ヒロアカ/爆豪勝己/R18】
第1章 始まりの置き土産
「だ、ダイナマイト。ご依頼主のご家族に失礼な態度をとるのは辞めた方が……舌打ちなんてもってのほかですよっ…」
「っ…」
サイドキックの方が慌てて注意すると、ダイナマイトは不満気な表情を浮かべながらも「わぁったよ」と小さく呟いた。
「…えー、それでは蜜穂さんのおじい様からのご依頼通り、本日からということでよろしくお願い致します」
「あっ…はい、あの……こちらこそよろしくお願いしますっ…」
何と今日からわたしは、おじいちゃんからの依頼によりプロヒーロー、大・爆・殺・神ダイナマイトに護衛してもらえることになったらしいのだ。
おじいちゃん────……。
そう、わたしのおじいちゃんは数日前に亡くなってしまった。
実はわたしの両親は、不幸にも交通事故でわたしが物心ついた頃に亡くなってしまい、それからはおじいちゃんに引き取られてずっとおじいちゃんとおばあちゃんと一緒に暮らしていた。
だけどおばあちゃんは数年前に病気で亡くなってしまって、遂に今度はおじいちゃんまで……。
───これからは1人なんだ。
そう思っていた矢先に今回の話を聞かされて、正直とても驚いている。
だって、おじいちゃんがまだ生きている頃にダイナマイトにお願いしてたってことだよね?
いつの間にそんな話をしていたんだろう……。