そのハチミツ、極甘注意!【ヒロアカ/爆豪勝己/R18】
第2章 悪夢の続きは
「ダイナマイト、まだ起きてますか?」
「…何だよ」
「無個性が良かったな…って思うこと、今までにありましたか?」
「はぁ?あるわけねーだろ」
「そうですよね。すごくかっこよくて素敵な個性ですもんね」
「何が言いてぇんだよ」
こういうもったいぶった話はイライラする。
「わたしは、無個性が良かったなって今まで何度か思ったことがあって…」
「はっ…、贅沢なヤツだな」
背を向けたまま話し続ける。
「だって蜂蜜を出すだけの個性なんて、何の役にも立たないじゃないですか。個性使って商売するっていうのも何か違うし、そもそも出しすぎると疲れて倒れちゃうし。……それに、余計な副作用も…あるし……」
「それ、無個性のヤツの目の前でも同じ事言えんのか?」
「…ダイナマイトがそんなこと言うなんて、何か意外です」
「どういう意味だコラ」
とっとと寝りゃいいのに、何でこんなくどい話してきやがんだ?
「ダイナマイトって、意外と無個性の人の肩持つんですね。もしかして、今までに無個性の人と出会ったことあったりするんですか…?」
「……だったら何だっつんだ」
無個性のヤツなら生憎すげェ身近にいやがんだよクソが。