そのハチミツ、極甘注意!【ヒロアカ/爆豪勝己/R18】
第2章 悪夢の続きは
わたしは後部座席に座っていて、怪我だけで済んだ。
けれど、居眠り運転をしていた相手と、運転席と助手席に座っていたお父さんとお母さんが亡くなった。
相手も亡くなってしまった為、どこにも怒りをぶつけられない状況だった。
「はぁ……、お水でも飲もうかな」
ゆっくり立ち上がってリビングに向かおうとすると、ダイナマイトの部屋のドアの隙間から光が指していた。
時刻はもう深夜2時を回っている。
「ダイナマイト、まだ起きてるんですか…?」
ドア越しに話し掛けてみた。
「ああ。もーちょい仕事あってよ」
「大変ですね……」
段々足音が近づいてきて、ゆっくりとドアが開いた。
「いつものことだわ。つーかてめェこそ目さめ…」
チラッとわたしに視線を向けると、ダイナマイトはしばらく無言になった。
「…泣いてたんか」
「あ…、これはちょっと嫌な夢見ちゃって……」
「夢見てガチで泣いてるヤツ初めて見たわ」
「この夢を見ると、いつも勝手に涙が出ちゃってるんですよね」
「ンな何回も見てんのか」
「はい……」
そのまま話の流れで、事故のこと、まだ個性すら発現していない幼い頃に、お父さんとお母さんが亡くなったことを話した。