そのハチミツ、極甘注意!【ヒロアカ/爆豪勝己/R18】
第2章 悪夢の続きは
無事に帰宅して、キッチンに並んで一緒に準備を始めた。
「…野菜切ンのはまぁまぁ出来んだな」
「だから、これでも料理やってたんですって!」
「けど遅ェ」
ダイナマイトはわたしから包丁を奪い取ると、軽快な包丁さばきを披露した。
「は、はやっ…!」
あっという間にカレーと肉じゃがが完成して、テーブルに向かい合って手を合わせた。
「いただきます!」
さっきは同じものを食べた方が…なんて思っていたけど、別のものを食べていようと、同じ食卓を囲んでいるっていうだけで案外寂しくないかもしれない。
ダイナマイトが作ってくれた肉じゃがは、おばあちゃんの味とはまた違って……暖かくて美味しい。
本当はこれから1人で生きていかなきゃいけなかったけど、この人のおかげでわたしは1人じゃないんだ……。
色々な思いが込み上げてきて、ポロリと涙が頬を伝った。
「おい……大丈夫か?」
「はい、大丈夫です…!肉じゃがが美味しくてっ」
「…ンだそれ」
「えへへっ…」
涙をおさえ、残りの肉じゃがを味わって食べた。
それから先にお風呂に入って寝る準備を済ませ、リビングに行くとバリボリと美味しそうな咀嚼音が耳に入った。