そのハチミツ、極甘注意!【ヒロアカ/爆豪勝己/R18】
第2章 悪夢の続きは
「つーかてめェ、料理出来ンのかよ」
「これでも料理は色々教わってきたので!…って言っても、辛いものは作ったことないんですけどね……」
「ハッ、できねェのと一緒だな」
ダイナマイトは馬鹿にするように薄ら笑いを浮かべると、突然玄関に向かって歩き出した。
「あれ、どこか行くんですか?」
「飯の買いモン」
「それならわたしも……!」
「面倒臭ェからてめェはここで大人しく待ってろ。…ってオイ」
聞こえないふりをして、わたしも玄関にいくとササッと靴を履いた。
「護衛お願いします!ヒーローさん♪」
ニッとはにかんでそう言うと、ダイナマイトは白目になって「ウゼェ…!」と吐き捨てた。
変装をしたダイナマイトとスーパーに行くと、ダイナマイトはほぼ立ち止まることなく手際良く食品をカゴに入れていった。
「あの、結局晩ご飯って……」
「あ?肉じゃがでいいんだろ?俺はカレーにする。それなら同じ材料で出来ンだろ」
「ほんとだ!ダイナマイト天才ですね……!」
「テメッ、でけェ声でヒーロー名口にすんじゃねェ!」
「ん゙…っ」
大きい掌で口を覆われて、ダイナマイトの顔が至近距離に迫る。
男の人にあまり免疫がないわたしには、これだけでも十分に刺激的なことで。
怒られているはずなのに、ドクッ…と胸が高なった。
幸い周りは誰も反応しなくて、ダイナマイトの手はすぐに離れた。
「ごめんなさい、ついっ…」
小声で謝ると、ダイナマイトは軽く息を吐いて買い物を続けた。