そのハチミツ、極甘注意!【ヒロアカ/爆豪勝己/R18】
第2章 悪夢の続きは
ー蜜穂sideー
あまりに突然の展開で、頭が追いつかずにただただ驚いていたけど……
よくよく冷静になって考えてみたら、大・爆・殺・神ダイナマイトに護衛してもらえて、しかも一緒に暮らすなんて本当にとんでもないことだよね……!?
人気プロヒーローと同じ空間にいるなんてまだどこか夢心地で、実感が湧かないなぁ……。
それでも、手を伸ばせば届く位置に確かにダイナマイトはいる。
じーっと見つめていると、バチッと目が合って、ビックリして思わず視線を逸らしてしまった。
「あ!ばっ、晩ご飯っ…何にします……?」
「かれェモン」
「…やっぱりそうなりますよね」
ダイナマイトが辛いものが好きなことは当然知っている。
でも残念なことに、わたしは辛いものが苦手だ。
自身が甘味料である蜂蜜を分泌するという個性故に、昔から自然と甘いものが好きだった。
「甘いものって、嫌いですよね…?」
「…あんま好きじゃねぇ。つーか甘めェ料理って飯になんねーだろ」
「そんなことないですよ!肉じゃがとかすき焼きとか、辛いよりは甘いじゃないですか」
「……」
返事が返ってこないということは、納得してくれたのだろうか?
でもあんまり好きじゃないものを強要するのは気が引けるし、ここは……。
「間取って、しょっぱいものにしましょうか!」
「はぁ?別に各自食べたいモン作りゃいいだろうが」
「そうかもしれないですけど……」
これまでおじいちゃんやおばあちゃんと楽しくご飯の時間を過ごしていたからかもしれないけど、一緒に暮らすのに各々違うものを食べるなんて……なんだか寂しい。
わたしワガママ過ぎるかなぁ……?