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媚薬効果溢れる官能小説へようこそ

第10章 ー媚薬と発情を注入する牙ー



俺は悪魔と淫魔のハーフで
名はるなだ。

この館で777年も、ずっと独りぼっちでさみしく住んでおり、友達も家族も恋人もいない。

さみしさを紛らわしくする
ストレス解消するために。かかさずやる事がある。それは


自分の牙を二の腕や手首に噛みつき、発情する薬の成分と媚薬を同時に注入させてオナニーを毎日やる事だ。
これがあまりにも気持ちよすぎてしまって、抜け出せずに依存するハメに。


欲求不満か?失礼だな。欲求不満でも悪くはないだろ。
ん?誰かがこの館に一人で入ってきたようだな。面白い。ちょいと覗いてやるか。


真っ暗闇の館に、やってきた一人の少女の名前は、結華
この館に引っ越ししたばかりで恐れながらビビっている。
「真っ暗でなにも見えない スイッチは、どこにあるのだろう」



『明かりをつけてやろうか?』



今誰かの声が耳に聞こえた?ここには、誰もいない筈なのに。キョロキョロと不審な動きをさせて見回すが、いない。妙に静かだ気配すらままならない。


「あの!ど、どなたか。い、いますか?暗くて何も見えないんです。つけてください。」



『明かりをつけてやる。そのままでいいから、俺の言うことをよく聞いて歩いてこい。引き返したら、どうなるのか。知りたくなければ、さっさと、こっちへくるんだ。』



おどかすようなキツい言い方したら、少女の体が小刻みにふるえて少し涙目におびえてる。



この少女、マゾタイプで間違いない。
サドでないことは、確かだ。
俺の方がサド強めなのは確かだからな。
荷物持ってる?
ここに住むのか!?



これで、さみしい生活とは
おさらばできそうだ。
獲物は絶対逃がすものか。
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