第1章 始まりは出会い。
2人は手を繋ぎながら、歩いた。するとすぐに、階段が見えてきた。
C「ルカ、ここを通るとお前は、どこにも属しない存在になる。覚悟はできているか?」
C.C.は真面目な表情で、ルカを見た。ルカは一瞬驚いた顔をしたが、すぐに笑って繋いでいる手をぎゅっと力を入れた。
●「これは、あたしが自分で決めたこと。これからは、たくさん、たくさん楽しいことを一緒にいっぱい見つけようね!」
C.C.は頬を染め、フイッと横を向きルカの手を握り返した。
C「フン。口だけは達者だな。も、もう行くぞっ!」
●「うん!」
聖なる少女と一人ぼっちの魔女。
彼女たちのこの出会いが、世界を変える。
その真実に、気づくものは誰もいない。
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→次章予告のようなもの?