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【R15】キャラメル デェア ディアボロ【ハイキュー夢小説】

第5章 木兎光太郎と飴玉


 エロ本でしか見た事がなく、触るなんて不可能だった乳房を木兎は今夢ではなく本当に揉んでいるのだ。
 それも相手は自分が好きで仕方なかった彼女。
 木兎に対して熱の篭った目で、黙って乳房を揉ませていた。

「おっぱいって滅茶苦茶柔らかいんだなっ……!それに、先っぽコリコリしててすげぇ」

 遠慮を知らずに彼女の乳房を揉んでいると、パシッと両手首を彼女が掴んできた。

「あ…………」

 木兎は行為を止められた事で、少年に言われた事を思い出してハッとした。


『お兄ちゃんに直接触られてもお姉ちゃん、嫌って言わないなら、ピンクの飴玉の効果が完全に効いてて、お兄ちゃんの事大好きになってるんだ』


 しかし、今彼女に触る行為を止められた。それは即ち……。

「もしかして……嫌になっちゃっ、た?」

 冷や汗が出てくるのを感じながら木兎は尋ねた。折角彼女が自分に惚れてくれているから、服を脱いで乳房を触らせてくれたと思ったのに、惚れ薬が駄目だったのか、と。
 尋ねられた彼女は自分の乳房を揉む木兎の手を少し見つめてから、言ってきた。

「もっと優しく……して」
「あ……」

 彼女に言われて、初めて木兎は力加減を一切していなかった事に気が付かされた。
 彼女の乳房に触りたい気持ちばかりが前面に出て、彼女への気遣いが一切出来ていなかった。

「ごめん……痛かった?」
「ちょっと……光太郎の手はおっきいから、揉む時は優しく揉んで欲しいな……」

 甘い声でお強請りされる様に、彼女に上目遣いで言われ、木兎は大きく深呼吸をしてから伝えた。

「ごめん。俺おっぱい触るのも揉むのも初めてだから、どれ位が良いか教えて欲しい」
「うん、分かった……」

 彼女の返事を聞いて、木兎はゆっくりと揉むのを再開した。
 かなり慎重に揉んでみると、彼女が首を振ったので力を少し加えた。

「もっと……」

 彼女の言葉と動きに従いながら、木兎は少しずつ揉む指に力を入れていくのを繰り返す。
 そして、ある力加減になった時に彼女が言った。

「あっ……これ。この位の力で揉んで……んふっ……はぁ……」
「この力だなっ、覚えたからっ」

 彼女が希望する力加減で乳房を揉む。
 結局力が強くて痛がられただけで、嫌がらせていなかった。
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