【R15】キャラメル デェア ディアボロ【ハイキュー夢小説】
第5章 木兎光太郎と飴玉
「そりゃあアレだけデカい胸なんだから、男として触りたいと思うのは至極当然の事だぞっ。君もお兄ちゃん位大きくなったら、この気持ち分かる様になるぞっ」
ウンウン、と頷く木兎に男の子は紫色の飴玉を摘んで言った。
「この紫色の飴玉はね、悪魔の媚薬なんだよ」
「媚薬?」
「お姉ちゃん、おっぱいだけじゃなくてね、身体全部触って良いって言ってくれるお薬だよっ」
「マジかっ?すっげーな媚薬!そしたら俺尻も触りたいし、足も触りたいなぁ〜。後はそうだなぁ」
幼い子供に話すような事じゃない事を木兎は平気で話している。
そして少年もまた、その見た目からの年齢で言わない様な事を平気で言うのだ。
異端な光景なのだが、木兎は自分の妄想に夢中であり、そもそも最初から男の子に対する不自然さに気が付かないのだ。
「悩んじゃうならね、こっちのピンクの飴玉を食べきってお兄ちゃんの呼び方が変わったらね。うーんとねっ、一時間以内にお姉ちゃんの身体に触ってみて!おっぱいか……足の間っ!」
「おお……足の間っ…………そうだった。女子だもんな……」
木兎は彼女の姿を想像しながら、視線が胸からスカートへ移った。胸ばかりに気を取られていたが、スカートの中も魅力的な所だった。
想像も付かない触り心地を思い浮かべて、木兎がイメージトレーニングを始めるので、男の子は紫色の飴玉を木兎の手に落として言った。
「でもね、触る時はお洋服の上からじゃあ駄目なんだって。直接、触ってね。お兄ちゃんに直接触られてもお姉ちゃん、嫌って言わないなら、ピンクの飴玉の効果が完全に効いてて、お兄ちゃんの事大好きになってるんだ。それが確認出来たら、今度は紫色の飴玉を舐め合うんだよっ。それからね……」
◆
「なっなぁっ!俺の事、好きなんだよなっ?」
「うん、光太郎好き」
潤んだ瞳と紅潮した頬で答える彼女に、木兎はゴクリと唾を飲み込んだ。
一度も木兎の事を好きだと言ってくれなかった彼女が、こうも何度でも好きだと言ってくれるのだから。
「お、俺の事好きだったら、俺のお願い聞いてくれるかっ?」
興奮しながら調子に乗って尋ねると、彼女は笑顔で即答をした。
「うんっ、光太郎のお願いだったら何でも聞くよっ」
彼女の返事に木兎は乳房を指さしながらに、普段だったら絶対に叩かれる要求をしてみた。
