【R15】キャラメル デェア ディアボロ【ハイキュー夢小説】
第5章 木兎光太郎と飴玉
尋ねられた彼女は木兎の顔から自分の胸を揉む手を見て、もう一度木兎の顔を見て恥ずかしそうだが笑顔で答えた。
「光太郎」
苗字すら呼んでくれず、先輩としか言わなかった彼女がいきなり名前呼び捨てである。
惚れ薬の効果が出てると調子に乗って片胸を強めに揉みながら腰を引き寄せ、彼女の首筋にキスしながら木兎は尋ねた。
「何で俺に胸揉ませてくれるのっ?」
チュッと首筋にキスマークを付けて尋ねると、彼女は恥ずかしそうにではあったが、すぐに答えたのだ。
「光太郎が好きだから」
彼女が木兎の事を好きだと言った。
聞き間違いではないが、木兎は胸を揉むのを止めて、彼女の頬に頬擦りしながら尋ねた。
「ごめん、もっかい聞きたい」
「好き」
「俺の事っ?」
「うん、光太郎好きっ」
「もっと聞かせて〜っ」
「好き好きっ光太郎大好きっ」
普段の彼女がツンだとするならば、今の彼女はデレデレである。
木兎に抱きついて好きだと繰り返す彼女に、腰を撫で回しながら木兎も告白をする。
「俺もすんげー好きっ!初めて見た時に顔も身体も俺好みのドンピシャで、一目惚れしちゃったもんっ。あっ、勿論性格も中身も好きだからっ。でもおっぱいデカい子マジで好きだしっ。おっぱい揉んでいい?」
尋ねならがらも勝手に制服の上から揉んでしまうが、彼女は逃げ出さずに木兎に自分の胸を揉ませ続けた。
余りにも木兎が揉むのを止めないので、彼女は恥ずかしそうに言う。
「もうっ……まだ答えてないのに光太郎のえっち。でも、大好きな光太郎だから……特別だよ?」
「やったぁ!」
「好きだから、だよ……忘れないでね」
「うんっ、俺も好き好きっ」
彼女からのお許しが出て、楽しく揉んでいたのだが、ふと木兎は男の子に言われていた事を服の上から揉んでいる事で思い出すのだった。
◆
「お兄ちゃん、そのお姉ちゃんと両想いになったらそれでおしまいなの?」
「んっ?両想いになった後かぁ〜〜。まぁ取り敢えずおっぱいは毎日揉ませてもらうなぁ」
男の子に尋ねられ、木兎が馬鹿正直に言うと、少年は木兎に渡した飴玉の紫色の方を指さしながら、楽しそうに言った。
「お兄ちゃん、本当にお姉ちゃんのおっぱい好きなんだねっ」