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【R18夢小説】手に入れたモノを護る為に【HQ/影山飛雄】

第5章 第一話 懐妊


 錯乱に近く、まるで悲鳴の様に言うのだから、兎に角抱き締めてやる。

「赤ちゃん出来ちゃった!私お母さんになっちゃった!飛雄の赤ちゃん、私のお腹にいるのぉ!どうしよう……どうしよう!私まだ十五歳なのにっ高校生なのにっ!危険日もセックスいっぱいしちゃったから……本当に出来ちゃったよぉ!」 

 落ち着け、落ち着けと背中をぽんぽん叩いてやるが効果はない。妊娠した事で情緒不安定になってるのは間違いない。
 落ち着かせないと池ヶ谷にも腹の中の子供にも良くない。一人の身体では無い池ヶ谷を俺は護らなければいけない。

「…………妊娠、嬉しくないか?やっぱり嫌だったか?」

 優しく、刺激しない様に尋ねるとピタッと止まり、伊織はお腹に手を宛てて答えた。

「……嫌じゃない…………嫌じゃないの、嬉しいの。駄目な事なのに、飛雄の赤ちゃんお腹にいるの凄く嬉しいの!」

 ポロポロと泣きじゃくりながら池ヶ谷は言い続ける。

「お腹大きくなったら、赤ちゃん居るの見つかっちゃう。飛雄以外に見つからないで産めるか不安だよっ……」

 池ヶ谷は基本的に身体のラインは細く小柄だが女としての肉付きは良い。そんな池ヶ谷が腹の中で子供を育てて膨らませる。
 妊婦独特の体型は妊娠していると、絶対に分かってしまう。
 親にも学校にも見つからずにいくのは、現実問題不可能だ。
 それでも俺は自分の子を堕ろさせるつもりなんかないし、堕胎不可能まで隠しきる事が出来ても見つかってしまい、池ヶ谷と引き剥がされるのも冗談じゃなかった。
 俺は池ヶ谷と腹の子と三人、家族になりたいんだ。
 どう護ろう……どうやって隠し通そうと必死に考えるが、答えは出ない。
 必ず来る避けられない問題を抱えつつ、今は池ヶ谷が俺の子を本当に孕んでしまった事の喜びを噛み締めたい。


 池ヶ谷の身体が俺のモノになった事に喜びたい。


 優しく池ヶ谷を押し倒し、ニットベストの中に手を入れてワイシャツのボタンを外していく。

「あっ……」

 ボタンを全て外し、フロントホックを外して乳房を優しく掴んだ。むにゅりと柔らかさを堪能しながらニットベストを脱がせて、上半身を裸にしてやる。
 この胸が時期に母乳が出る様になるのかと考えるだけで、完勃しそうになる。
 キスマーク塗れの乳房を優しく、乳腺を刺激する様に揉んでいると池ヶ谷が口を開いた。
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