【R18夢小説】手に入れたモノを護る為に【HQ/影山飛雄】
第8章 第四話 初夜
膣肉とは違って滑りがないが、乳房の柔らかさはこれはこれで良い。
伊織は人よりデカいから尚更だ。
「はぁ……気持ちイイぞ……伊織……」
俺の反応に伊織は嬉しそうに乳房で扱き続けてくれた。早漏れの汁で滑りが良くなってきたし、そろそろ射精(だ)せそうだ。
「射精(で)るっ」
「んっ!」
伊織の顔目掛けて勢いよく射精した。
顔を精液塗れにし、頬を伝って胸元に流れ落ちていくのを伊織はボーッと見ていた。
頬を伝う精液を拭い取り、口の中に入れて飲ませた。
伊織は嫌そうな素振りを一切せず、口に入れられる精液が付く指を綺麗に舐めて飲んでいく。
掬い取れなかった分は仕方ないのでウエットティッシュで拭いて、身体がベタつかない様に綺麗にしておく。
「伊織にマンコ以外での俺のイかせ方、しっかり叩き込んでやるからな」
「うん……飛雄が喜ぶ事、全部したい……」
完全に女の顔になってしまっている伊織を抱きしめて温もりを感じる。
どれだけ触り続けても満足出来ない。もっと触りたい離れたくない。男と女で繋がりたかった。
恋人の身体に触れると言う事が、こんなにも幸福な事だと知らなかった。
「伊織……俺の伊織……」
乳房を揉み、腹を撫でる。子宮の辺りにキスをして、これでもか、と言うまでにキスマークを付けていく。
「飛雄……アッ……赤ちゃん……私達ママとパパになっちゃった……」
俺からの愛撫に悦び、孕んだ事を喜ぶ伊織を抱きしめる。
子供が子供を作ってしまったが、俺達は後悔していない。
愛の結果が欲しかったから。
「好き……飛雄好き……赤ちゃんも、大好き」
「……俺もだ……愛してるぞ二人とも」
「……飛雄」
俺も全裸になって欲しいのか、クイクイと服の裾を引っ張られたのでジャージと練習着を脱ぎ捨て、裸と裸で抱き合う。
「……好き…………飛雄の身体、好き」
「俺も伊織の身体、好きだ」
「……引き締まってる身体、素敵」
「出る所は出て引っ込む所は引っ込んでる身体、綺麗だ」
互いの身体を褒め合い、触れ合い、最後は伊織の腹に手を宛がった。
「俺の子供妊娠してありがとうな」
「私に子供作ってくれて……ありがとう」
愛を囁き合い、互いに抱き合い、恋人として、子が出来た夫婦として、愛し合う初夜を過ごしていった。
(2021,4,7 飛原櫻)