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【R18夢小説】手に入れたモノを護る為に【HQ/影山飛雄】

第7章 第三話 関係


 妊娠している事が知られた事は間違いないだろう。それ以外は何だろう、と悩んでいる間に伊織が俺の事を見ていたのに気が付いた。
 出来る限り優しく微笑んでやるとすぐに隠れてしまう。
 こんな風に照れている伊織の姿を見るのは初めてなので、新鮮で見ていて飽きない。
 でもやっぱり伊織の事は直接見ていたいので、布団の中から引っ張り出して逃げられない様に足も使ってがっしり抱きしめてやる。
 逃げられない様に拘束されてしまい、伊織は俺の胸の中に顔を埋めてしまう。
 そんな姿を堪能していたら観念したらしい。伊織が口を開いた。

「……妊娠知られたのも恥ずかしいけど……告白しちゃったのが一番恥ずかしいよ……」

 言われてそうか、俺は伊織に告白されたのか、と気が付いた。
 伊織の告白に対してちゃんとした返事をしていなかったと思い、しっかりと見つめ合える様にと伊織の顎を掴んで上を向かせて言う。

「じゃあ付き合おう」
「付き……合う……」
「彼氏と彼女」

 名称のある関係名を言うと伊織の顔が一層赤くなる。
 可愛い反応だと思いながら言い続ける。

「結婚するまでは彼氏と彼女。結婚したら夫と妻。あ、でも子供生まれるから父親と母親、か」

 考えながら口にしていると伊織は真っ赤な顔で小さく尋ねてきた。

「私……飛雄の彼女になっていい……?」

 可愛い問い掛けにチュッと口付けて言う。

「伊織はもう俺の彼女だ。別れるとか何が遭っても認めねぇからな」
「別れたくない…………飛雄の彼女になりたいし……奥さん、にもなり……たい……」

 恥ずかしそうに上目遣いで言われてしまい、一気に勃ってしまった。
 妊娠してなかったら確実に挿入(いれ)ていただろう。
 俺が勃った事に伊織もすぐに気が付いた。当たり前だろう。自分の身体に硬いモノがあたったのだから。
挿入(いれ)る事は出来ないので、伊織の縦筋に擦り付けて快楽を得る事にした。
 ヌルヌルとした縦筋を擦るだけで気持ち良くて、ついつい激しく擦ってしまった。

「アッ……アッ!」

 膣口を擦られている伊織も快感に喘いでいる。
 腹を抑えつつも欲しいのか腰が浮いてきてしまっている。
 俺も伊織も本当に性欲が強過ぎて困る。そして一人でする事を望まずに、互いの身体を使ってじゃないと気持ち良くなれない。

「駄目っ……飛雄駄目っ……欲しくなっちゃうよっ」
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