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【R18夢小説】手に入れたモノを護る為に【HQ/影山飛雄】

第6章 第二話 告白


「…………え?」

 池ヶ谷の言葉に声が勝手に出た。
 今、池ヶ谷はなんて言ったのだろうか。思考が追い付かなかった。
 そんな俺の様子を見ながら、池ヶ谷は耳まで真っ赤にしながら、ボソボソと言う。

「あのね……私、本当に……飛雄の事が……好きなの……」

 池ヶ谷の声を一言でも聞き逃さない様に聴覚に神経が集中していく。
 興奮は落ち着かないけれど、頭は冴えていく気がした。

「飛雄に……犯されれば犯される程……好きに、なっちゃったの…………好きだって思ったら飛雄から、離れられなくなって……妊娠もね……無理矢理じゃないよ……本当に妊娠していいから……ずっとシてたんだよ……そうじゃなかったら、解放された時に、逃げてるよ……飛雄の事、愛しちゃったから、私赤ちゃん作ったんだよ……」
「伊織…………」
「私が……飛雄の赤ちゃん欲しかったの……影山飛雄が、好き、だから……」

 池ヶ谷からの告白に頭が真っ白になった。
 池ヶ谷が俺の事を好きになっていた?一体何時からそんな風に思う様になっていたのだろうか。
 ずっと池ヶ谷が俺の側に居て、脚を開いていたのは監禁中の洗脳が原因だと思っていた。
 子供も俺が勝手に欲しいと思っていただけで、妊娠した今も池ヶ谷が欲しいと思っていないと考えていた。
 俺の独りよがりの感情だけで繋がっていたと思っていたのに、実は互いに同意の感情で繋がっていたのか。

「だから……だから、ね……わた」

 まだ話している池ヶ谷の唇を口付けて塞いだ。これ以上池ヶ谷の気持ちを聞いていたら死んでしまう気がして。
 深く深く口付けながら身体は慣れきっていて、池ヶ谷の足を持ち上げて膣口に亀頭を擦り付けていた。
 挿入(いれ)てはいけないのに、子宮内(なか)には子供が居ると言うのに、繋がりたくて仕方ない。

「んっ…………飛雄……」

 池ヶ谷も同じ気持ちなのか、唇を離すと欲しそうに俺の事を見てくる。
 母体が欲しいと言うのならば良いのだろうか。

「好きだ伊織……初めて会ったあの日からずっと……お前だけを愛してるんだ」
「飛雄……好き……初めて見た時から好きになって会いたかった……貴方に抱かれて愛してしまったの……」

 くちゅ、と亀頭が膣口を広げていく。子供が居るのに俺達は繋がってしまう。

「子供……居るんだぞ……」
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