第14章 ハロウィンの花嫁14
貴方side ※緋色編にて新一は降谷、諸伏の正体を知ってます
松田「おい。俺達には挨拶なしか?てか離れろ」イラ
諸伏「……少しくらいいいだろう…」ムス
不機嫌な表情な陣平さんに、勢いよくヒロさんから離され陣平さんの腕の中に納まる私。
気を取り直すように零さんは、話しを続ける
降谷『ここは公安が所有する地下シェルターでね。俺とお前たちを隔てているこのガラスは特殊強化ガラス。電波も遮断する』
…だからこんな一昔前の電話を使っているのか
降谷『ここでもし大爆発が起きたとしてもお前たちは無傷だし、地上の誰もそのことに気づかない』
ぐっ、と苦渋な表情のヒロさんが目に入った
貴「零さん…それ、爆弾なんですか?」
首に頑丈な首輪みたいのがついており、青とピンクの液体らしきものがついている
降谷『ああ。時限式なのか無線式なのかも不明、解体方法も分からない。悔しいがお手上げだ』
松田「…前、それに似たようなの回収したよな?ちょうど、3年前だったか?」
…3年前……てことは11月6日にか。この日に何かあったことには間違いないらしい
コナン「ねぇ、3年前…いったい何があったの?さっきスマホで調べた時に思ったんだけど。
このガス漏れ事故の件と繋がっていると考えてるんだけど…違う?」
松田「調べんのはえーな、坊主」
降谷『…ああ、そうさ。警察学校を卒業して以来、久しぶりに同期5人で集まった時のことだ』