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【銀魂】江戸のトラブル娘【逆ハー夢小説】

第11章 問題9 もふもふもふもふ


「まァ天下の真選組ですから動物一匹くらい楽勝に養えますぜィ」
「こいつ何食うんだろうな。まあ取りあえず首輪とか買いに出かけるか」

 総悟も十四郎も素早く優姫の所にいて、山崎ははぁ、と大きな溜息を漏らすのだった。





「てか名前もふもふじゃ可哀想だろう?」

 もふもふ相手に楽しそうに遊んでいる優姫に向かって十四郎がそう言う。
 名は体を表す、とは言うが余りにもまんまで捻りのない名前過ぎる。

「まァ優姫らしくて可愛いネーミングセンスですけどねェ」

 続けて総悟も言ってきたので優姫はもふもふの事をじーっと見た。優姫の視線にもふもふはキュー、と首を傾げていた。

「ん――――、じゃあシン」

 へにゃっと優姫が言うと近藤が不思議そうな表情で尋ねてきた。

「シン?良い名前だと思うけど誰かの名前使ったりとかした?」
「目つきが悪い所が晋助にそっくりだからシン――」

 にぱっと答える優姫に三人は声を合わせて言うのだった。

「「「 誰……晋助って…… 」」」

 それが高杉晋助の事を指している事を知るのはもう少し後の話になるのだった。
(2006,10,7 飛原櫻)
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