【原作沿い夢小説】私とー日常編ー【復活/雲雀恭弥】
第5章 第3話 私と風紀委員の仕事
そんな店があるならば、とっくに向かってるわ!と叫びたい……。
雲雀の権力はイマイチ分からないのだけれど、どうも並盛一帯を牛耳っているのだけは分かる。
「じゃあ本人から鍵奪うしか外せる方法無いんですね……」
ぐったりと私が言うと、店主は気の毒そうに大きく頷くのだった。
「アイツ何時か絶対に殴り殺してやる……」
「災難だねお嬢ちゃん」
希望を失い、私はとぼとぼと帰路を歩いた。
山本家に戻ると私の姿を見て、案の定たけちゃんは大笑いするので、ついつい本気で飛び蹴りを食らわせてしまった。
(2022,2,26 飛原櫻)