第28章 今宵はふたりで Ⅱ【P273〜の続き、🤍&🐾 ♟️*】
「やっ………もう、………もう………っ!
ひぁ………っ!」
「足りないの?」
問いかける声は柔らかく、
その微笑も木の幹から滴り落ちる蜂蜜のように優しいものなのに、
その内容はこの上なく意地の悪かった。
ヴァリスは涙目で睨み付けながら、むずがるように首を振る。
「ち、違………ッ」
ぽたぽたと涙を散らしながら身を捩るその姿が、
彼らをより惹き付けていることに気づかないままベレンを見上げる。
その視線の先でベレンは微苦笑し、
シロも彼女の花芽に唇をつけたまま、困ったように笑う気配がした。
「……そんな眼で見たって逆効果だよ」
「お前には男というものがどんな生き物か、もっと知ってもらわねばな」
最奥を捏ねるように指を打ち付けられ、
花芽に軽く歯を立てられて、ヴァリスはあっという間に追い立てられた。
「ああああぁ………っ!?」
ふるりとその身を震わせて、彼女が上り詰めると、漸く舌と唇が離れていく。
「俺が逝かせたんだ。………俺が先でいいよね?」
「ふん。節操のない男だ」
シロがやれやれといった様子で身体をずらす。
その直後、ヴァリスの顔の真横に両の手をついたベレンが、彼女の上に影を落とす。
「……挿れるよ」
「ベレン……ッ、待って………っ!
っあ、……ああぁっ………!」
彼女の制止を無と看做し、ゆっくりと埋め込んでいく。
埋め込まれた衝撃をシーツを握りしめて受け止めていると、
ベレンの指がさらさらと髪を梳いていく。
「ごめんね、大丈夫?」
「ベレン………。」
涙の膜を纏った瞳で見上げれば、はっと彼が吐息を封じる。
「ベレン……?」
指が伸びてきて彼女の唇をなぞる。
その所作がくすぐったくて肩を震わせると、
ぞりぞりと埋め込まれたもので内奥を捏ねられた。
「ひうっっ! そこ、ぐりぐり、……いやぁ………。」
「嘘つきだね。ここが気持ちいいんでしょ?」
「ああぁっ!」
シロが指を伸ばして、きゅっと両の乳首を摘む。
そのまま、すりすりと指の腹で撫でられ、
胸全体の質量と柔らかさを堪能するように捏ね回されて、
きゅううぅっとベレンの雄の象徴を受け入れたままの花筒が収縮する。