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【煉獄さん】嘘つきは百万の得【現代】

第2章 初めての彼氏は…、





「…すみませんでした。いきなり。」


りんがそう言いながら隣に座ると、杏寿郎は振り返り、眉尻を少し下げた微笑みを向けた。


杏「いや、初対面の男と二人きりの時に酔っ払い過ぎないよう努めるのは正しい判断だ。先程は酒を勧められたと思ってしまったのだろう。安心してくれ、そういった意図はなかった。」


りんはそれを聞き、そして申し訳なさそうな笑みを見ると、杏寿郎が確かに "良い人" であるのだと感じた。



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