• テキストサイズ

【煉獄さん】嘘つきは百万の得【現代】

第7章 一大イベント(part. 2)




———


杏「ただいま!!」

「お邪魔します。」


りんは来週から『ただいま。』と言うようになるのだろうと思いながら靴を脱いだ。




杏「先に俺から渡しても良いだろうか!!」

「はい。」


杏寿郎の楽しそうな声にりんはにこにことした笑みを浮かべた。

杏寿郎はそんなりんに二つの小さな袋を差し出す。


杏「一つに絞れなかった!受け取ってくれ!!」

「ありがとうございます。何だろう…。」


りんはそれらを受け取ると、細身の物から開けた。

そして目を見開いて少し固まった後、心底嬉しそうに笑った。


「毎日使います!!」


そう笑うりんが持っていたのは杏寿郎が雑貨コーナーで一番に選んだボールペンだ。

続いてもう一つの袋を開けると、するりとペンギンのキーホルダーが出てきた。



/ 312ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp