第2章 入間隊と仲良くしたりする
先程とは違い、少しだけ真面目さを含んだ空気感に思わず姿勢を正す。
「…きっと今しかないって思うから、思いきって話すね」
「どうしたの?」
「僕達がちゃんと一緒にいる理由、聞いてくれる?」
「う、うん」
静まりかえった室内で入間さんはゆっくり深呼吸「……よし」何かを決意した呟きが聞こえたと思うと、私の右手が入間さんの両手で包むように握られる。
パッと入間さんの顔を見れば、こちらをまっすぐに見つめているた入間さんと目があった。
「アズくんとクララは僕の大切な親友で、それはこれからも変わらなくて、ずっと一緒にいたいと僕は考えてるんだ」
「うん」
「…でも、ちゃんとは親友じゃなくて、その……僕の好きな人として、もっと一緒にいたいから誘っちゃうんだ」
眉を下げて照れたように笑顔をつくる入間さん。
想定していなかった言葉に相槌さえ忘れて入間さんを凝視していたが、不意に私の左手も握られて意識が戻された。
握られた左手を辿るように視線け向ければ、真剣な目でこちらを見ているアスモデウスさん。
視線の力強さとは反対に私の手を握る力は優しい。
「」
「は、はい」
「私の忠誠心は全て入間様に捧げたいと決めている。…だが、それ以外の全てはお前に注ぎたい。私はが好きだ」
言葉とともに少しだけ強く握られる手が、熱い。
その熱さに先程の少しだけ照れたアスモデウスさんの顔が頭に浮かぶ。
…そういえば彼は先程何を私に伝えようとしたのだろうか。
そんな関係の無い思考が頭を過った時、ポン、と私の両肩に手を置かれて、後ろに意識が回る。
私に寄りかかるように体を寄せてくるクララちゃん。
後ろにいるから表情は見えないけれど、背から伝わるクララちゃんの心音が少しだけ早い動きをしている気がした。
「、私も言いたいことがあるよ!」
「どうしたの?」
「私は入間ちもアズアズも大好きだけど、はドキドキするからもっと好き!でも二人もが好きだから、私達でを沢山ギューッてして、好き好き四人組にしようかなって決めてるの」
嬉しそうに話すクララちゃん。
三人のぬくもりをそれぞれ感じつつ、告白としかとれない言葉の数々に脳内でどう処理をして良いのかが全くわからない。