第4章 オペラの友人(?)でロビンの先輩な話
「学校では僕が先輩方を牽制します。まずは他の人を蹴散らしましょう!」
「私1人ですぐに落とせないのは癪ですが、他は全て私が叩き落とします。共同戦線といきましょう」
握られた手の甲が彼等の口元にそれぞれ運ばれ、緑と赤の綺麗な瞳に熱がこもる。
「必ずあなたを僕のものにしてみせます」
「必ずあなたを私のものにしてみせます」
私の手の甲に口付けを落とした。
バビルスに身を捧げると断ってきたのに、自分の欲のために本人の意見も却下するなんて、なんて自分勝手な2人なんだろう。
……でも、
小説のように展開も終わりと読めないこれからの出来事を想像すると、なんだか楽しく感じてしまい。
「よろしく、お願いします……?」
事実は小説より奇なりを体験してみたい。
2人に迫られる日々も悪くないと思ってしまった私も、やっぱり欲に忠実な悪魔なんだと実感してしまったのだった。
明日も頑張ろう。