第2章 入間隊と仲良くしたりする
…きっかけは何だったんだろう。
今思い返してもやっぱりわからない。
間違いなく最初は三人だった。
ランク発表の時だって、文化祭の時だって、入間さんの悪魔周期でロイヤルワンを手に入れた時だって。
私はいつも三人じゃない皆と、三人のことを笑って拝んで見てきていたはず。
それが気がついたら私が一人でいる時に声をかけられて、複数人でいる時に声をかけられて、いつの間にか四人でいる率がグッと上がっていた。
今ではクラスメイトには入間隊が増えたと笑って言われるくらい馴染みつつある。
アブノーマルクラスの皆のことはとても好き。
だから三人のことはもちろん好きなので誘われるのは嬉しいし、とても楽しい。
だけどやっぱり何で私が誘われてるのかわからないから不思議に思うわけで。
「?どうしたの」
「えっ!?あっ…………その、クララちゃんのアイスが不思議な色をしてるから、いったい何味なのかなって」
四人が各々購入したアイスを広場で食べながら、チラリと三人に目を向ければクララちゃんと目があった。
本当は誘われた理由を考えていたのだけれど、何となく言えなくてごまかしてしまった。
「これ?とろりんのシャカシャカポン!」
「なんだって?」
全く聞き取れなかった単語に私の今までの思考が一瞬で吹っ飛び、フリーズ。
…全くわからない、彼女は今何を言ったのだろう…。
もしかしたら商品を見落としていたのかもしれない、新商品なのだろうか。
同じ商品を見た二人にも意見を聞こうとクララちゃんの隣に座っている入間さん、アスモデウスさんの顔を見る。
アスモデウスさんが引いた顔をしていて入間さんが苦笑いをしていた。
そして入間さんに教えてもらったのだが、どうやらクララちゃんの造語らしい。
なるほどわからないし、それまで考えていたことが全てぶっ飛んでしまったがクララちゃんが可愛いから全てよしとしよう。
可愛いって最高。