第4章 オペラの友人(?)でロビンの先輩な話
「魔茶…美味しい」
自分の部屋で一人呟いた。
今日はバビルスでの仕事が休みのため朝から自宅でゆっくりしようかと考えたが、だからこそ朝早くからお風呂の掃除、洗濯、部屋の片付けを済ませることにした。
全て完了してもお昼までにはまだ早く、それであればのんびり休もうと決めると、先日同僚のオススメで購入した新しい魔茶を淹れて今に至る。
室内に差し込む暖かな光が気持ちいい。
こんなのんびりとしている日には以前から読み進める本に手をつけるべきだと決め、普段から持ち歩いている鞄を手繰り寄せて覗き込み…
「…あれ、ない?」
見慣れたブックカバーが見当たらず頭を捻る。
どこにいってしまったのだろうか。
学校では小説を開くことはないので、それ以外の場所で出した記憶といえば……
………そうだ、一つだけ心当たりがある。
オペラさんの部屋だ。
先日の休暇にオペラさんから私へ渡すものがあるからと部屋へと呼び出され、オペラさんが用意してくれたお菓子を摘まみながら少しだけ昔話に花を咲かせて、私が以前から欲しいと考えていた魔術の本が偶然手に入ったからと渡されて…
そして
「私、オペラさんに……」
好きだと告白をされた。