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【魔入間】短編。オペラとロビン←最新の話

第3章 アメリと入間と話をする





しばらく二人は見つめ合っていたが入間くんが私の視線に気づいたようで、こちらに顔を向けて先程のように視線が交わると、大きく綺麗な瞳を少しだけ細め、先程とは違いフワリと照れたように柔らかい笑みを浮かべた。


……今までの言葉のやりとりと、浮かべたその表情の意味がわからないほど鈍くはなくて、これから起こる未来に緊張で手を握りしめれば、入間くんは私に近づくと「大丈夫だよ」ゆっくりと私を安心させるように私の両手を握ってくれる。
アメリの女性らしい柔らかい手とは違う、角張って少しだけ固い手の感触。
「…ちゃん」優しい声で可愛らしく笑う彼は男性なのだと改めて感じた。


「たしかに僕はアメリさんと比べると知り合ってからの時間はとても短いかもしれない。……でも、ちゃんを好きだと思う気持ちはアメリさんにも………ううん、他の誰にも負けない。好きだよ」


まっすぐな彼らしい告白に先程のアメリの言葉も相まって、カッと顔に熱が上がる。
きっと今の私の顔は誰から見ても真っ赤に染まっているだろう。

バビルスの生徒会長として学園の中心に立つアメリ、バビルスの噂の的として学園全体をいつも騒がす入間くん。
そんな二人にこうして触れられ、想いを寄せられることになるなんて誰が想像できただろうか。


「…本気、なのだな」

「はい」


短く二人が言葉を交わすと二人の熱が私から離れ、私を正面に見据える。
私の言葉を待っているのだろうけれど、今まで誰かを恋愛としてみたことがなかったから、二人に今すぐ答えが出せるかと言われると………自信が、ない。
二人にどう答えれば良いのかわからなくて、スカートの裾をギュッと握りしめる。
…でも、勇気を出してくれた二人の努力は無駄にしたくはない。
早まる心臓を洋服の上から抑えつつ頭に浮かんだ答えを口にする。


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